しょんだの思考記録

逆張り思考・コミュニケーション など、俺の頭の中を晒します.

ぼくが思うTOEICのコツ【Part別】

まえがき

 

先日、必要に迫られてTOEICを受けてきたのですが、対策にたいして時間を使う気がなかったので、コツを見出すことをTOEIC対策の要としていました。

 

この記事で共有するものは、

・私がTOEICの模擬テスト(本番の4日前に購入)を3セット分解いたなかで自分で見出したコツ

・ただ予備というYouTubeで森鉄先生が担当したTOEIC対策シリーズの動画で語られていたことのなかで私が実践を通して良いと感じたコツ

についてぼくが自分用にまとめたもの、そしてそれを他者に見せるようにアレンジしたものになります。

 

まず自分用にまとめたものをただ晒した後に、説明を書き加えたアレンジ版をお見せするという流れを取ります。

自分用にまとめたものは結構説明不足なので、読み飛ばしてもらっても構いませんが、アレンジ版については有益な情報もあると思うのでよければ見ていってください。

 

TOEIC対策で楽をしたい人

・ぼくと英語力が似ている人

におすすめです。

 

 

自分用にまとめたもの(原文ママ)

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はじめ:最初のPart3,4の図表問題を先読み

Part1:先に絵を見て、文を予想する

Part2:問題用紙には何もないので解答用紙のみ見る。

最初の疑問詞は絶対聞く→3単語くらい毎選択肢の前に反復する。

平叙文だったらシーン・気持ちを想像する。

Part3:設問だけでなく選択肢も先読みする→ストーリーを予想!

→誰が言いそうか待ち構える!

聴きながらマークして良い!

固有名詞に注意。人名が出たらもう一人の同性と区別。

結局は設問に答える意識を軸に聞き取っていく。

Part4:implyは発言と選択肢を繋げて状況を想像(先読みで)

Part5:語彙が微妙でわからなかったら、品詞をいじって意味を思い出す。→そうすれば、消去法も併せて解ける!

迷ったら、文法的に合ってることを重視せよ。

複合名詞に注意。

Part6:    

※個人的に何もないので空欄でした

Part7:読むべき箇所を念頭に置くために、先に1,2問、目を通しておく。

結局、設問に答えるという目的意識を元に速読する。

文挿入は、文を先に見ておく。

概要(purposeなど)は、簡単なので瞬殺→次の設問まで先読み!できる!

チャットの意図は、直前見ればわかることも多い!

総じて、悩む時間はもったいない→特に文章読み直しは避けたい。→なので、読み直すなら選択肢にしておいて、次に進む!

1問1分ペースを極力守る!

 

これが原文ママの前日自分用メモの全容です。

 

 

アレンジ版

 

それでは、前述のメモでは伝わらない部分を含め、改めてコツを記していく。

 

listening

始まる前に英語を聞いて耳を慣らしてから会場に入る。

 

Part1

先に3秒ほど絵を見て、読まれる文を予測しておく。人物が主語のパターン、物が主語のパターンなど2~3パターン予測しておくとベスト。そうすれば予測から大きく外れることは少ないので、あとは予想通りのことを言ってる選択肢を聞けばおしまい。

 

Part2

Part2は問題や選択肢もlisteningする必要があり、また自然な返答を考えるという難しい問題形式であり、苦手な人が多い。

全体を通して問題用紙には何もないので、マークシートのみ見つめる。Part2は短文だからこそ聞き逃して良い部分がないので、余計な情報を脳から遮断するために問題用紙など見ないのが良いと思う。鉛筆はマークシートの今から聞く問題の選択肢Aに構えておく。

問いかけが疑問文の場合、最初の疑問詞を聞き逃すと一発アウトなので、最初の一語だけは絶対に聞き取る。

平叙文の場合は、そのセリフが言われるシーンやその気持ちを想像することで、次の返事を予想する。

選択肢を3つ聞いている間に、問いかけを忘れてしまうと痛いので、毎選択肢が読み上げられる直前に脳内で最初の3単語くらいを反芻する。

聞き取れなかった場合、リンキングが原因のこともあるが、知らない単語であることが原因であることが多い。そのなかで人名など固有名詞だから知らないというパターンもある。びびらずに集中を保とう。

ぼくはPart2がTOEIC全体で一番苦手でした泣

聞き取れない問題をなくすところまではぼくは極めなかったしそうできる人は少ないと思うので、消去法や、あるいは聞き取れなかった問題は早々に捨てて次に集中するなどの作戦が求められるのでは。

 

Part3

全体を通して、先読みこそが重要だと心得る。

設問はもちろん、選択肢も先読みするのがぼく的に良かった。音声が始まる前に、プリントされている文字は全部読んでおくのだ。

設問を読むと、そこで問われることが話されるということがわかる。選択肢を全て読むと当然正答も読むことになるので、正答すなわち話される内容を読むことができる。

先読みのための時間など別に設けられていないTOEICで先読みするには、速読するしかない。速読するreading力があると良いよねという話になる。listeningが得意なら先読みをしなくても良いと思うけど、listeningが苦手だけどreadingは得意というぼくみたいな典型的な日本人は先読みした方が良い。

読んだ内容をもとにストーリーを推測しておく。文脈が少しでもわかると、聞き取るのが楽になる。聞き取れなかった部分を文脈で補いやすくなる。

特に設問の主語がheかsheかというのは実はそれだけで重要で、男性(or女性)が話すターンに意識を集中して聞く準備ができる。

人名が設問に出てきたら、その人の性別の人が二人出てくるから区別するために名前で言われているとわかり、登場人物を予想することができる。他の人が言ったことがよく誤答の選択肢になるため、主語には注意したい。

人名に限らず地名や店名、商品名などの固有名詞は、覚える対策のしようがなく聞いたことがない単語である可能性が高い。つまり普通に聞いているだけでは聞き取れない可能性が高いため、設問の先読みでその固有名詞の存在とその発音を頭に入れておくと聞き逃しが防止できる。

最後に、時間が許すのであれば、3つの設問と選択肢を読み終わったあと5秒程度使って、3つの設問を繋ぎ合わせてどのような場面・ストーリーになりそうか情景をイメージしたい。

以上のような先読みにより設問に答える意識が形成された状態で、その意識を頭の真ん中らへんに置きながらになるが、全体をもちろん聞き取っていく。

なお答えがわかった瞬間マークシートにマークして良い。常に鉛筆をマークシートにセットしておけば時間ロス・聞き逃しはない。

 

Part4

基本的にはPart3と同じ。readingスキルを使って先読みを行うことで、listeningスキル不足を補うのが楽。まあそれに甘んじてlistening力の向上を怠るのは自分のためにならないので、listening力を向上させる勉強もした方が良いですね(自戒)。

heは"~~"と言ったときに何をimplyしていましたか?のように、発言の意図を問う問題は難しいとされている。こうした問題は、"~~"という発言と各選択肢の文を繋げて考えてみて、どのような意味合いが意図・理由になるかを推測すると良いと思われる。

最後の方には図表を使った問題が出てくる。こうした問題は先読みの文量が増え、それに応じて先読みに必要な時間も増えてしまう。そこで、先読み時間が足りないという事態を防ぐため、図表問題の先読みをPart1が始まる前の説明の時間にしてしまうという裏技があるみたい。確かに森鉄先生が言ってた裏技だが、別にやってもやらなくても良いかな。

 

reading

 

・時間配分

Part5:20秒*30問=10分

Part6:30秒*16問=8分

Part7:1分*54問=54分

見直し:3分

計:75分

このような時間配分がおすすめである。ぼくも上記の時間配分を目安に模擬テストを解いていた。

 

なおぼくの本番の話を挟ませてもらうと、

Part5:18秒*30問=9分

Part6:30秒*16問=8分

Part7:0.8分*54問=44分

見直し:14分

計:75分

って感じになった。ぼくが受けた回のreadingは簡単だったように思う。換言すれば、平均点が高く換算スコアが出にくい回だったかもしれない。

そこから学びをまとめると、「受ける回の難易度や相性によって調整してほしい」。

 

Part5

文法は得意な人にとってはこのPartは簡単で時間を浮かせたいPartになる。

文法問題は基本簡単に感じる(文法が苦手だったら、品詞を選ぶ問題などの各問題パターンを勉強していくことになると思います…)。ただ常に余裕というわけではなく、例えば品詞問題で、(空欄)+名詞 と見て、名詞を修飾するのは形容詞や!と脳死で解くと、正解は名詞+名詞 という複合名詞でした!という間違え方をしたことがあるので、注意。

語彙問題は、わからない単語が選択肢にあった場合は、

その単語の品詞をいじくり回して知っている単語にならないか探ることによって意味を思い出す。

それでも思い出せなければ消去法で解く。

名詞を選択する問題の場合、語彙問題に見せかけて、例えば空欄直前の冠詞を見ることで、可算名詞か不可算名詞かが特定できて選択肢が絞れるといったように、文法問題とのハイブリッドの問題もあると心得る。

 

Part6

Part5のような文法・語彙問題と、文脈問題で構成。Part5が得意で、文脈を読み取るreading力があれば難しくない。ぼくは一番得意なPartでした。

必要に応じて各自で対策お願いします。

 

Part7

文章量・問題数が多いため、どこかで楽をしたいと心得る。

早く文章・問題を裁くには、

①文章を読むスピードを上げる

②読む文量を減らす

③問題を解くスピードを上げる

④解く問題を減らす

の4択くらいがありますよね。

①は基礎的なreading力の向上。頑張りましょう。

④はいわゆる、問題を捨てることになる。高得点を狙うなら避けたい。

よって②③をしていく。

そのためにどうすれば良いのかという観点で、以下の永遠のテーマについて考える。

 

長文問題を解くときに、

・先に文章を全部読むのか、

・先に設問を全部先読みするのか、

・先に文章を一段落読んでからそこに関する問題を解くのか、

・先に設問を一つ先読みしてから該当箇所まで文章を読むのか。

(※設問を先読みしてから欲しい情報にあたりをつけて文章を読んで解いていくことをスキャニングと言います。)

これって永遠のテーマですよね。

 

まあこういった作戦は、人それぞれ相性があると思うので、最終的には問題演習の中で得意な作戦を確立するのが良いが、参考までに以下にぼくの作戦を示す。

 

・基本的には設問を一つ読んでから該当箇所まで文章を解く。

どんな情報を読み取れば良いのかを念頭に置きながら読み進める。すると、解答するのに必要な情報を逃さないというメリットがあるのはもちろんのこと、重要性の低い部分を流し読みできるというメリットがある。バーバーバーっと素早く目線を動かしながら、そこで通過した重要語句(重要単語やディスコースマーカーなど)を読み取り、文章の流れを見失わない程度には大意を掴み続けている状態。ぼくの場合そのような速読ができるものの、それをすると読むスピードが上がる代償に理解度が少し下がる。この速読を重要度の低い部分にこそ取り入れれば、理解度が少し下がるデメリットは小さく抑えつつ、読むスピードを上げ時短できる。

・しかし読んだ設問が、文章のthemeや手紙のpurposeなど、概要を問う設問だったら、次の設問も先読み。

概要を問うような設問は、文章をなんとなくしか読んでいなくても解ける(要は精読が要らない)簡単な問題である。つまりはスキャニングが不要で、先読みも不要な問題と言っても良い。だから、スキャニングのために先読みしておくべきは次の設問となるのだ。

・なお、文挿入の設問は、挿入する文を先に読んでおくと良い。

 

以上が、文章と設問の読む順序についての見解だ。

 

他のコツでいうと、

チャットの大問で出される「発言の意図を問う問題」は、該当発言の一個前に話した人の発言を読めばだいたい意図がわかっちゃうというのはある。

 

また、TOEICの選択肢は正解のものも不正解のものも根拠を持って断定できることが多い。
間違いとなる根拠を見つけてない選択肢は、正解となる根拠も見逃したかもと心得て、時間がある限り根拠を探してみるのは、満点に近づけるのに大事な態度だろう。

 

 

以上!

今日はTOEFL受けて疲れたよ